【レビュー】シンプルで使い勝手よし。De’Longhi(デロンギ)アイコナ 電気カフェケトル

Coffee Tools – 周辺器具 | 2021.12.12

【レビュー】シンプルで使い勝手よし。De’Longhi(デロンギ)アイコナ 電気カフェケトル


家電量販店に訪れると必ずと言っていいほどデロンギのコーヒー家電がラインナップされているのを目にする。

どの家電もキッチンに並べた時、とても映えるデザインをしている。

だからこそ3年前、私は引っ越しのタイミングとともに購入に踏み切ったのだと思う。

そろそろ新たな電気ケトルの購入を検討しているので、この機会に長いことお世話になって、気に入っている点やももっとこうだったらいいな、と思った点なんかを綴っていこうと思う。

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De’Longhi(デロンギ)アイコナ 電気カフェケトル

高級感を感じる艶のあるブラックの凹凸ボディにステンレスのシルバーがよく映える。

カラーバリエーションは3色で、ブラックのほかホワイトとグレージュ(公式のみ?)がラインナップされている。

丸みを帯びてぽってりとしたデザインはキッチンに並べると目を惹くおしゃれなデザイン。

滅多に見ないシルエットだから、この見た目から購入を検討する人が多いんじゃないかな。

容量は1Lのみなので、ケトルを持ってみるとそれなりに重さを感じる。

コーヒーをドリップするときに、やっぱり軽い方が注湯をコントロールしやすい。

軽くて扱いやすいケトルが欲しい、という場合は1Lよりも容量が少なくてコンパクトなケトルを選択することになるかな。

コーヒー用のケトルといえばこの「グースネック」が特徴。

コーヒーシーンでは、ほとんどこのタイプしか見なくなったように思う。

お湯を狙ったところに、狙った湯量をピンポイントで注げるように設計されていて、自在にコントロールできる。

コーヒーの競技シーンでもこのタイプはよく使われているし、日常に寄り添うカフェの中でも存在を主張する器具の一つだと思う。

ハンドルは幅広めで設計されているのでこれまで愛用していて使いにくさは感じなかった。

それと、ハンドル側に水量系があって、中を覗き込む必要がない親切設計になっている。

5段階の温度設定機能

コーヒーラバーとして気になる温度調節機能。

というのも、コーヒーは注ぐお湯の温度で味わいに変化をつけることができる。

つまり、温度調節を細かくできるほど表現できる味わいのレンジが広くなる。

デロンギケトルには細かい温度調節機能はついていなくて、50,60,80,95,100℃の5段階の温度調節ボタンになっている。

ボタン一つ押すだけで温め始める手軽さはあるけど、設定されている5つの温度以外は設定できないという仕様だ。

コーヒー好きとしては、細かい温度調節ができる方がいい、というのが本音だ。

でも自宅でコーヒーを淹れるのに、細かな温度までは気を配らないという人も多いと思う。

私自身もバリスタとして店頭に立っているときはいざ知らず、自宅ならそれほど気を配らないからこうして長い期間愛用してきた。

そういった人にとっては、操作がとてもシンプルで使いやすいといえる。

保温機能は20分、時間経過後は自動で電源が落ちる仕様になっている。

注意点は100℃設定でお湯を沸かした場合、保温設定ができないこと。

商品まとめ

品名De’Longhi アイコナ電気カフェケトル
価格10,727円(2024年9月 時点)
重量(本体)0.9kg
容量1L
定格消費電力1200W
コード長1.3m
機能温度設定機能(5段階)、保温機能

実際に使ってみて

水を入れてセット、左端の電源ボタンを押した後に温度設定ボタンを押す。

「ピー」という音とともにボタンが点滅、加熱が開始されて目的の温度に達すると再び音が鳴って知らせてくれる。

「カフェケトル」の名前の通り、細口で注湯量をコントロールしやすい。

気になるのは重さかな。1L容量のケトルだからそれなりに重さを感じて、細くゆっくり注ぐときは人によっては大変かもしれない。

こんな感じでレビューしてみました。

私は自宅でコーヒーばかり飲んでいたので、95℃と80℃しか温度設定機能を使わなかったけど、お茶や紅茶を淹れるときなんかは温度を切り替えて使えるから重宝するかも。

個人的には普段使いで困ることなく、デザインも気に入っていて愛用できた商品でした。

このケトルも販売から月日が流れて、他にも機能が優秀な電気ケトルが続々と販売されていたりするので目的に合わせて購入を検討してみてください。

例えば、私の買い替え理由のような「コーヒー専用のケトルが欲しい」だと、温度設定機能がもっと細かくできるものやノズルの長さや曲がりでドリップしやすいよう設計されているものなどが販売されていてそちらのほうがおすすめ。

でも用途を「コーヒーを淹れる」に絞らないなら、ぜひ検討してみて。

デザインを重視するもよし、機能を重視するもよし。使用用途に合わせて。

それでは。

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