Feb. 15, 2026
アンティーク調の手挽きミル。〈レビュー〉Kalitaクラシックミル
〈カリタ クラシックミル〉を購入したのは、7〜8年前のこと。いま公式サイトで販売されている現行モデルとは仕様が異なる、いわば“旧版”を使ってきた。クラシカルな佇まいに惹かれて手に取ったこのミルは、日々のコーヒー時間を支えてくれている。挽き目の調節は感覚頼りで、決して効率的とは言えないが、ゴリゴリと豆を挽く感触には手挽きならではの魅力がある。
今回は旧モデルのレビューを軸に、現行版との違いにも触れながら〈クラシックミル〉を紹介する。
photo&text : Rui Shibata

〈Kalita〉クラシックミル。外観からチェック
私が〈クラシックミル〉を購入してから7〜8年ほど経過しているので、現在公式サイトで販売されているモデルとは、いくつか仕様が異なっている。刃の材質や容量などが刷新され、現行版としてアップデートされている一方で、私が使っている旧モデルと同仕様のものもAmazonなどでは流通しているようだ。
サイズはやや大きく、箱型の土台も相まって安定感は抜群。本体重量は約1.3kgあり、手に取るとしっかりとした重さが伝わってくる。一方で、外観の存在感に反して、一度に挽ける豆の量は多くない。あくまで1〜2杯分を丁寧に挽くためのミルだ。
クラシックミルの挽く性能と清掃方法
さて、ここからはコーヒーグラインダーにとって最も大切な「挽く」性能について見ていく。挽き目はどれくらい均一なのか、調節の幅は十分か、そして実際に挽きやすいのか。
もちろん、見た目のデザインも無視できない。毎日のように手に触れるものだからこそ、気に入った道具を使うこと自体がコーヒーの時間を楽しくしてくれる。そのうえで、きちんと美味しいコーヒーを淹れられる性能が備わっているか。見た目と使い心地、その両方が噛み合っていることが大切だ。
細挽きから中挽きにかけては、比較的きれいに揃っている印象。コーヒー抽出では中挽きや中細挽きを使う場面が多いので、このクオリティであれば十分に美味しいコーヒーは淹れられると思う。一方で、挽き目を粗くするほど粒度のばらつきはやや目立ってくる。粗挽きを多用する人は、その点を頭に入れておきたい。
ここでひとつ気に留めてほしいのは、今回レビューしているのが旧版であるということ。現行モデルでは刃の素材が変更されているため、より安定している可能性はある。
〈クラシックミル〉実際に使ってみる。
さて、実際に豆を挽いて抽出してみる。
本体は重さがあり、土台も大きいので安定感は十分。中煎りくらいなら、ハンドルも気持ちよく回せる。ただ、浅煎りになるとそれなりに力は必要だ。〈クラシックミル〉に限らず、手挽きミルの“宿命”のようなものですね。
おうちでコーヒーを楽しむには、十分に美味しい一杯が淹れられる。クラシカルな見た目に惹かれて購入を検討する人にとっても、所有する喜びはきっと大きい。ただ、挽き目にメモリはなく、調節のたびに部品を外すちょっとした手間はかかる。手軽さや再現性を重視する人にとっては、マイナスポイントかな。
それでも、そのひと手間も含めて楽しめるなら〈クラシックミル〉は、長く付き合える一台になると思う。
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〈カリタ クラシックミル〉を購入したのは、7〜8年前のこと。いま公式サイトで販売されている現行モデルとは仕様が異なる、いわば“旧版”を使ってきた。クラシカルな佇まいに惹かれて手に取ったこのミルは、日々のコーヒー時間を支えてくれている。挽き目の調節は感覚頼りで、決して効率的とは言えないが、ゴリゴリと豆を挽く感触には手挽きならではの魅力がある。
今回は旧モデルのレビューを軸に、現行版との違いにも触れながら〈クラシックミル〉を紹介する。
photo&text : Rui Shibata


〈Kalita〉クラシックミル。外観からチェック
私が〈クラシックミル〉を購入してから7〜8年ほど経過しているので、現在公式サイトで販売されているモデルとは、いくつか仕様が異なっている。刃の材質や容量などが刷新され、現行版としてアップデートされている一方で、私が使っている旧モデルと同仕様のものもAmazonなどでは流通しているようだ。
サイズはやや大きく、箱型の土台も相まって安定感は抜群。本体重量は約1.3kgあり、手に取るとしっかりとした重さが伝わってくる。一方で、外観の存在感に反して、一度に挽ける豆の量は多くない。あくまで1〜2杯分を丁寧に挽くためのミルだ。
クラシックミルの挽く性能と清掃方法
さて、ここからはコーヒーグラインダーにとって最も大切な「挽く」性能について見ていく。挽き目はどれくらい均一なのか、調節の幅は十分か、そして実際に挽きやすいのか。
もちろん、見た目のデザインも無視できない。毎日のように手に触れるものだからこそ、気に入った道具を使うこと自体がコーヒーの時間を楽しくしてくれる。そのうえで、きちんと美味しいコーヒーを淹れられる性能が備わっているか。見た目と使い心地、その両方が噛み合っていることが大切だ。
細挽きから中挽きにかけては、比較的きれいに揃っている印象。コーヒー抽出では中挽きや中細挽きを使う場面が多いので、このクオリティであれば十分に美味しいコーヒーは淹れられると思う。
一方で、挽き目を粗くするほど粒度のばらつきはやや目立ってくる。粗挽きを多用する人は、その点を頭に入れておきたい。
ここでひとつ気に留めてほしいのは、今回レビューしているのが旧版であるということ。現行モデルでは刃の素材が変更されているため、より安定している可能性はある。
〈クラシックミル〉実際に使ってみる。
さて、実際に豆を挽いてみる。
本体は重さがあり、土台も大きいので安定感は十分。中煎りくらいなら、ハンドルも気持ちよく回せる。ただ、浅煎りになるとそれなりに力は必要だ。〈クラシックミル〉に限らず、手挽きミルの“宿命”のようなものですね。
おうちでコーヒーを楽しむには、十分に美味しい一杯が淹れられる。クラシカルな見た目に惹かれて購入を検討する人にとっても、所有する喜びはきっと大きい。ただ、挽き目にメモリはなく、調節のたびに部品を外す必要がある。手軽さや再現性を重視する人にとってはマイナスポイントかな。
それでも、そのひと手間も含めて楽しめるなら〈クラシックミル〉は、長く付き合える一台になると思う。
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