比率を味方にする。〈レビュー〉HARIO Polaris コーヒースケール

Feb. 25, 2026

比率を味方にする。〈レビュー〉HARIO Polaris コーヒースケール

味を変えたいなら、まずは比率から。粉とお湯のバランスが変われば、コーヒーの印象は大きく変わる。
それをわかりやすく示してくれるのが、今回紹介するHARIOの〈Polaris〉だ。ただはかるだけではなく、味づくりをサポートする新しい機能が搭載されている。今回は、その特徴である〈ポラリスモード〉を中心に実際に使ってみた。

photo&text : Rui Shibata

コーヒースケール〈Polaris〉のデザイン

〈HARIO〉POLARIS 8,800円。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
サイズは大きすぎず小さすぎず。サーバーを置いても余裕のある標準的な設計。
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〈time / mode〉はタイマー操作とモード切替用。〈on / off tare〉は電源と風袋引きに使用する。
〈+〉〈-〉ボタンは、〈POLARIS〉に搭載されたモードを使用するために必要なボタンだ。
単三型乾電池3本が必要。充電型が多い今日、珍しいですね。
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新機能〈ポラリスモード〉使い方と抽出。

〈time / mode〉ボタンを長押しでモード切替。〈ポラリスモード〉と〈クラシックモード〉の2種類がある。
ポラリスモードでは5分割表示。クラシックモードの場合は時間と重量のみのシンプル表示になります。
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サーバーとドリッパーを置いたら〈tare〉ボタンを押し、その後コーヒー粉をセット。
〈+〉〈-〉で比率を設定する。0.5刻みで調整可能です。
比率を設定すると、〈総湯量〉が表示される。抽出時は表示された量まで注げばOK。
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今回は比率15に設定。コーヒー粉16.5gで抽出する。
〈time / mode〉ボタンで抽出開始。重量を感知すると自動でタイマーがスタート。
注湯とともに〈パーセント〉が変動。総湯量に対する進捗がリアルタイムで確認できる。レシピ検証や湯量配分の研究にも活用できるかも。
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Feb. 25, 2026

比率を味方にする。〈レビュー〉HARIO Polarisコーヒースケール

味を変えたいなら、まずは比率から。粉とお湯のバランスが変われば、コーヒーの印象は大きく変わる。それをわかりやすく示してくれるのが、今回紹介するHARIOの〈Polaris〉だ。ただはかるだけではなく、味づくりをサポートする新しい機能が搭載されている。今回は、その特徴である〈ポラリスモード〉を中心に実際に使ってみた。

photo&text : Rui Shibata

コーヒースケール〈Polaris〉デザイン

〈HARIO〉のコーヒースケールといえば、長年定番として親しまれてきた〈V60ドリップスケール〉が有名だ。多くの家庭やカフェで使われてきたスケールだが、発売から年月が経ち、今回新たに登場したのが〈Polaris〉。

見た目の刷新だけでなく、機能面も大きく進化。“はかる”だけのスケールから、“抽出をサポートする”スケールへとアップデートされた印象です。

〈HARIO〉POLARIS 8,800円。カラーはブラックとホワイトの2色展開。
サイズは大きすぎず小さすぎず。サーバーを置いても余裕のある標準的な設計。
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スケールを見て気になるのがボタン。一般的なスケールよりもボタンが多くて、4つある。これは、新たに搭載された機能を使いこなすための設計だ。詳細は後ほどに。

〈time / mode〉はタイマー操作とモード切替用。〈on / off tare〉は電源と風袋引きに使用する。
〈+〉〈-〉ボタンは、〈POLARIS〉に搭載されたモードを使用するために必要なボタンだ。
単三型乾電池3本が必要。充電型が多い今日、珍しいですね。
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新機能〈ポラリスモード〉使い方と抽出。

〈Polaris〉最大の特徴、それが“ポラリスモード”というもの。簡単に言えば、コーヒー粉とお湯の比率を自動計算してくれる機能。抽出において「比率」は味の骨格を決める重要な要素だ。濃いか、軽やかか、その方向性が決まる。その比率を可視化し、さらに必要な湯量まで算出してくれるのがこのモード。

〈time / mode〉ボタンを長押しでモード切替。〈ポラリスモード〉と〈クラシックモード〉の2種類がある。
ポラリスモードでは5分割表示。クラシックモードの場合は時間と重量のみのシンプル表示になります。
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ポラリスモードにすることで、液晶上部に〈比率〉〈パーセント〉〈総湯量〉が表示される。比率はコーヒー粉を1としたとき、お湯をどれくらい注ぐのかを表している。比率を設定すると、残りの〈パーセント〉〈総湯量〉は自動で算出される。

サーバーとドリッパーを置いたら〈tare〉ボタンを押し、その後コーヒー粉をセット。
〈+〉〈-〉で比率を設定する。0.5刻みで調整可能です。
比率を設定すると、〈総湯量〉が表示される。抽出時は表示された量まで注げばOK。
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ハンドドリップであれば、比率は15〜17あたりが目安かなと。もちろん、使用する器具や挽き目、豆の個性によって味は変わる。その都度微調整しながら、自分の好みを探っていく。

今回は比率15に設定。コーヒー粉16.5gで抽出する。
〈time / mode〉ボタンで抽出開始。重量を感知すると自動でタイマーがスタート。
注湯とともに〈パーセント〉が変動。総湯量に対する進捗がリアルタイムで確認できる。レシピ検証や湯量配分の研究にも活用できるかも。
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〈Polaris〉を使って感じたのは、味わいを組み立てるハードルが低くなるということ。比率を決めれば、必要な湯量が表示される。今どれくらい注いだかもひと目でわかる。なんとなくから、ちょっとした設計へ。〈Polaris〉は、そんな一歩をやさしく後押ししてくれるスケールでした。