ちょっとした用事があって東京に行くことになったので、コーヒー屋に勤める知り合いにおすすめのコーヒーショップを尋ねたところ「KOFFEE MAMEYA」を勧められた。
知り合い曰く、カウンセリングのようなことを行い、お客さんに合ったコーヒー豆を勧めてくれるとのこと。
ということで、自分好みのコーヒーに出会うべく表参道の「KOFFEE MAMEYA」に行って来たきたので、体験したことを綴っていく。
本文に入る前に伝えておくと、「北海道にもこんなお店があったらな、、」と思うほどワクワクする体験だったし、また東京に行った際には来店したいと思えるコーヒーショップだった。
なんというか、「ここで買わないと損する」と思わされるとでもいうべきか・・・。
機会があればぜひ行ってみてほしい。
店舗でのコーヒーカウンセリング体験
最初にざっくりと「KOFFEE MAMEYA」がどんなお店なのかを説明しておく。
「KOFFEE MAMEYA」は自ら焙煎しておらず、店内で販売されているコーヒー豆は世界各国のロースターから厳選して仕入れたもの。
店頭ではバリスタがお客さん一人ひとりにヒアリングを行い、幅広いコーヒー豆のラインナップからその人に合ったものをセレクトしくれるコーヒー専門店。
外観は日本家屋を感じさせる和の雰囲気なので土地勘のない私でも迷わず見つけることができた。
私が訪れたのが休日だったからか、すでに列ができていて20分ほど待ったかな。
驚いたのが、私の前に4組ほど並んでいたんだけどみんな海外の人だった。
店員さんもスラスラ英語で接客していて、コーヒー業界でステップアップしていくには英語が必須なのかなと思わされた。
閑話休題。
中に入るとまず目に入るのが棚にズラッと並んだコーヒー豆を包む袋のグラデーション。
これを見ただけでも心が躍る。
中はカウンターで仕切られていて、白衣を着たバリスタさんと対面することになる。
まず聞かれたのが「来店したことがあるか」と「豆の購入かテイクアウト」のどちらが目的か。
私は初めての来店だったのでその通り答えると、カウンターに置かれていたマス目が描かれているメニュー表について説明してくれた。
見ての通りグラデーションになっていて、一目で焙煎度とコクの強弱の違いが分かりやすいようになっている。
そのほか、産地やロースター、お値段が書かれている。
メニュー表の見方を教わったところで、さっそくコーヒーカウンセリングが始まる。
バリスタさんがヒアリングしてくれるので、それに答えていくとメニュー表の中からいくつかのコーヒーをおすすめしてくれる。
気になるコーヒー豆について質問していると試飲もさせてもらえた。
ただ、ここまでのサービスならほかのお店でも受けられると思う。
驚いたのは購入する豆を決めたあと。
こんな質問をされた。
- 抽出器具は何を使っているか(ハンドドリップならドリッパーは何を使っているか)
- コーヒーミルは何を使っているか
なんと、どんな抽出方法かをヒアリングしてそれに合ったレシピを教えてもらえる。
私が実際に教えてもらったのがこれ。
ちなみに挽き目のサンプルもいただいた。
このようなサービスを受けたのは初めてで新鮮だったし、「ヒアリングしておすすめのコーヒーを紹介する」というサービス上、自然とバリスタの方とたくさん話すことになるので気になったことがどんどん聞きやすい環境にある。
だからこそ、「コーヒーにそれほど詳しくないけどこれからたくさん飲みたい」という人にこそおすすめしたいなと思った。
購入したコーヒー豆
布製の袋にコーヒー豆とカード、挽き目のサンプルが入っている。
カードには、購入したコーヒー豆の情報とロースターの情報。
また、焙煎度とコクの強弱が一目でわかりやすく書かれている。
もちろんレシピも購入した豆によって違う。
浅煎りから中煎り、深煎りと一通りそろっていて好みに合わせてセレクトしてくれるから自分の好みがはっきりしていない人は自分好みなコーヒーを見つけるきっかけになると思う。
バリスタさんとも話しやすい環境だし、気になることはどんどん尋ねられるからとても楽しい時間を過ごせる。
気になった方はぜひ足を運んでみてほしい。