今回ご紹介するのはカリタクラシックミル。
インテリアにもなるデザインで、とてもかわいい見た目をしている。
手挽きミルといえば、ハンドルを廻したときに感じるゴリゴリとした音色と香り豊かなコーヒーを楽しむのが魅力。
そんなところを楽しみに、カリタクラシックミルの使い勝手と分解・掃除の仕方をレビュー。
挽き目の調整
カリタクラシックミルの上部はこんな風に構成されている。
まず始めに挽き目の調整から。
挽き目の調整は、トップネジ、ハンドル、ストッパーを外して調節ネジを回す。
調節ネジを反時計に回すと挽き目が粗くなり、時計回りに回すと挽き目は細かくなる。
挽き目を決めたらストッパーで固定することを忘れずに。
クラシックミルに限らず、手挽きミル全般に言えることだけど、毎回挽き目を変えてコーヒーを楽しむ人には手間だと思う。
手間を嫌って、私は普段電動ミルを使っている。
でもたまには豆を挽く感触や漂うコーヒーの香りを楽しみたいから、1度挽き目を調整したらそのままにして使っている。
これなら手間を感じない。
実際に挽いてみる
挽き目の調整を終えたらさっそくコーヒー豆を挽いていく。
コーヒー豆の投入口はこんな感じ。
ホッパー容量は40 gほどみたいなので1~2人で飲む分には困らない。
挽くときはハンドルの凹みにしっかり引っかかるので握りやすい。
粉受けは引き出し式になっている。
1~2人用の小さいドリッパーに粉を入れるとき、こぼさないように注意が必要。
粉受けにコーヒー粉が残ってしまうのは難点。
木で出来ているので、細かいコーヒー粉が隙間に入り込んでいてなかなかとれない。
分解とお手入れ方法
上部のハンドル部分とドームを分解してお手入れする。
難点として、クラシックミルを分解するにはペンチとドライバーが必要になるためけっこうな手間がかかる。
分解できたら、さっそくお手入れ開始。
ブロアーを使ってコーヒー粉を飛ばしてきれいする。
刃の部分はブラシなどでコーヒー粉を払う。
これでお手入れ終了。
お手入れをして感じたことは、隙間が狭いので、クラシックミルのお掃除にはブロアーとブラシが必須だということ。
コーヒー粉が残ってしまうと、時間経過で劣化して次に飲むコーヒーの風味に悪影響が出る。
だから、コーヒーミルを持っている人はお手入れ道具を持っていて損はない。
最後に
クラシックミルを分解して組み直すのは想像以上に大変で、使用するたびに毎回行うには手間がかかりすぎる。
実際、私自身ここまで分解してお手入れすることは稀。
ドームを外さずブロアーとブラシでお手入れしている。
それなら毎日のお手入れもサッと済ませることができる。