

Coffee Tools – 抽出器具 | 2025.03.10
【レビュー】平底ドリッパーのアイコニック。『Kalitaウェーブドリッパー』を紹介。レシピも。
日本のコーヒーシーンで使われているドリッパーといえば何が思い浮かぶだろうか。
今日のカフェ・喫茶店では、バリスタがお客さんの目に映る範囲でコーヒーを抽出している光景も珍しくない。
それも一種のパフォーマンスであり、コーヒーをより美味しく飲んでもらうための経験を提供しているともいえる。というか私がそう感じている。
さて、そんなカフェでのワンシーンでバリスタはどんなドリッパーを使っていたか。
私はバリスタとの会話の糸口として「○○ドリッパー使っているんですね。」なんてジャブで会話を広げようとすることがあるからか、自然とドリッパーに目をやることが多い。
私個人の感覚としてハリオV60が多い印象だけど、カリタもそこそこ使用率が高い気がする。
聞けば、「味が安定する。」や「再現性が高くてブレにくい。」、「デザインが豊富。」なんて返答があって、ネット上の情報に頼ってもそういった意見が多かった。
そんな経緯もあり、もともと気になっていたのもあって、しばらく前に知り合いにドリッパーを借りて使用していた。
今回は、カリタウェーブドリッパーの紹介と私が使用しているレシピを公開。
参考になればうれしいです。
Kalitaガラスドリッパー155 外観と特徴
カリタのウェーブドリッパーといえば、カフェでバリスタに使用されているくらいに人気だしコーヒーラバーによく選ばれているくらい王道ともいえるドリッパーの1つ。
個人的には円錐といえばハリオ、平底といえばカリタ。数多くのドリッパーが世に出回っているけど、この2つが双璧をなしている。そんなイメージ。
私が使用しているのはガラスドリッパー155。1-2杯用の耐熱ガラス製。

ウェーブドリッパーが人気な理由に機能面が優れていることは、その人気の高さから疑いようがない。だけどそれだけでなく、バリエーションの豊富さからくる「選ぶ楽しさ」があることも大きく貢献しているように思う。
ガラス製、陶器製やステンレス製のラインナップ。シルエットの違いからカラーバリエーションの豊富さ。
毎日コーヒーを自らドリップするコーヒーラバーは、一日に何度もドリッパーを手に取ることになる。そんなとき、やっぱり気に入ったドリッパーを使えると気分が上がる。
そんな外観的魅力もまた、ウェーブドリッパーの人気を押し上げている要因だと思う。


ウェーブドリッパーといえば、「安定感がある」「バランスの良い味」という評価を良くされる。だから、初心者にはもちろん味の再現性が求められるプロにも支持されている印象。
それを実現するのは、ウェーブドリッパーの特徴である「平底」と「3つ穴」によるもの。
お湯とコーヒー粉との接触をコントロールしてくれるので、注ぐ勢い・位置に多少のブレが生じても再現性の高いコーヒーを抽出できる。
欠点をあえて挙げるならば「接触をコントロールしてくれる」ということはつまり、反対に言えば「自身の判断で粉とお湯との接触をコントロールできない」ともいえる。
平底・小さな3つ穴だからこそ多少のブレもカバーし、再現性の高いコーヒー抽出を出来る一方、「レシピを自在に組み立てたい」、なんて人にとっては不自由に感じることがあるかもしれない。
利点と欠点は表裏一体。何を求めるかで最適なドリッパーは変わる。
実際に淹れてみる
普段から私が淹れているコーヒーレシピを紹介。
今回は中深煎りのブラジルをチョイス。
ほろ苦くてナッティな香り。ダークチョコレート感もあってブレンドにも重宝する「ドルチェ チョコラーダ」を。
質感はマイルドで後味にチョコレートフレーバーの余韻をかすかに残すコーヒーを目指してレシピを構築した。
参考にどうぞ。
使用器具
ドリッパー | Kalita ガラスドリッパー155 |
グラインダー | Comandante C40 MK4 |
ペーパーフィルター | KWF – 155 |
準備するもの
コーヒー豆 | 14g(中挽き) |
湯量 | 220g |
湯温 | 83℃ |

kalitaのウェーブフィルターは、紙のにおいが強いのでペーパーフィルターにお湯をかけてできるだけにおいを落とす。ちょっとマニアックな話だけど、リンスする・しないで味が変わってくるという話もある。
今回の私のレシピではフィルターの香りが気になるのでリンスするレシピで行きます。

コーヒー豆はコマンダンテグラインダーでクリック数29(中挽き)で用意。
コーヒー粉をセットしたらさっそく抽出開始。
粉全体にしっかりお湯をいきわたらせて蒸らしの時間。
コーヒーの成分をしっかり取り出すために大切な工程。

全体に余すことなくお湯をいきわたらせるように注ぐ。
この抽出工程である程度の味わいの輪郭が決まる。甘みを引き出しつつ、苦みはほどほどに、、、というイメージです。

今回の抽出では、風味を強く引き出すというよりもマイルドな味わいを目指しているのでこの工程からは中心にのみにゆっくりとお湯を注いでいく。
勢い強めでお湯を全体にかけると攪拌されて抽出が促される。そうすると質感や苦味の強度が増す。その辺はお好みでどうぞ。

コーヒーの抽出後半では雑味も出やすい状態だからあまり粉を攪拌させないように意識して静かに注ぎきる。

スッキリ目のコーヒーが完成!、しているはず、、、
味が物足りない、という人はお湯の温度を高くしてみたり粉の挽き目を細かくしてみてください。
中深煎り系のコーヒー豆のときはこのレシピを土台に、様子を見て微調整してます。
ハンドドリップ環境や淹れる人によって味は変わるから、お好みでバランスは調整してください!
それでは!
