今更ながら、Coresのグラインダーを紹介しようと思う。
発売が2020年だから少し時間が経っているんだけど、一年以上使ってきてこれからも愛用していこうと思えるグラインダーだったので筆をとった。
これまで使用してきて、よかった点と悪かった点どちらにも触れていく。
最初に言っておくと、特にメンテナンス性に優れたグラインダーなので、その点を重視している人にはおすすめする。
購入を検討している人の助けになればと思う。
外観とスペック
まずは外観から。
全体的にスリムでスペースを取らず、設置しやすい。
正面に電源ボタンと駆動時間設定、粒度設定するためのユニットがある。

各パーツ取り外しが可能になっている。
まずはホッパー。
容量240 gと十分。

ふたの裏には計量スプーンとブラシが付属している。

次にグラインドユニット。
ボタンひとつで取り外し可能だからメンテナンスがとてもしやすい。

続いて粉受け。

受け皿も取り外せる。

基本スペックは以下の通り。
製品名 | CONE GRINDER C330 |
---|---|
サイズ | W12.0 × C23.0 × H34.5 cm |
重量 | 2.5 kg |
材質 | ポリプロピレン・ステンレス・シリコン |
コードの長さ | 1.3 m |
電源 | 100 V 50/60 Hz |
消費電力 | 1500 W |
回転数 | 420 rpm |
最大容量 | ホッパー 240 g / コンテナ 130 g |
グラインダーの特徴
公式サイトで紹介されている特徴は4つある。
- 直下型構造
- ユニットの交換が可能
- コーン式グラインダー
- エスプレッソ用の極細挽きが可能
その中でも私が個人的に気に入っている点について話していく。
私が一年以上使用してきて「これいいな!」と思ったのは「ユニットの取り外し・交換が可能」であること。
グラインダーを使用していると、どうしても粉が内部に残ってしまって定期的にメンテナンスが必要になる。
「直下型構造」のおかげで粉が内部に残りにくくなっている、らしい・・・。
これはもちろんありがたいことだけど、私はそれ以上に「ユニットを簡単に取り外し可能であること」がとても嬉しかった。

ボタンを押して回すだけで取り外せて、メンテナンスがめちゃくちゃしやすい。
粉が残りにくいことはもちろん嬉しいことだけど、取り外しがこんなに簡単なグラインダーなので、私は豆を挽くたびにユニットを外してブロワーでさっと内部の粉を掃除している。
「日々のメンテナンスの手軽さ」、これがこのグラインダーを購入して一番うれしいポイント。
また、ユニットが交換可能なので切れ味が悪くなってきたりアクシデントで壊してしまっても、パーツだけ買えばOK。
長期間愛用していくにふさわしいグラインダーだと思う。
他の特徴についても知りたい人は公式サイトを覗いてみてほしい。
実際に使ってみる
ここからは実際に豆を挽く工程を経ながら、いい点と悪い点について触れていく。
それではさっそく、
豆を計量するとき、ホッパーを取り外してスケールに乗せることができる。
取り外し・取り付けも簡単だから扱いやすいと思う。
もちろん、ホッパーを取り外さずに別の容器を使ってもいい。

そうしたら、グラインダーの稼働時間を決める。
時間が経てば自動停止してくれる機能なんだけど、もう一度電源ボタンを押せば止めることができるので私は特に使用していない機能になる。
ちなみに、一度設定していれば毎回セットしなくてもいい。

コーヒー豆のデザインになっていて、一つ点灯していれば10秒間稼働する、と言った具合。
なので上の画像の場合は20秒稼働したのち、自動停止するということになる。
次に挽き目を設定する。
極細挽きから粗挽きまで調整可能で、この部分を回して設定する。

挽き目の目安なんだけど、説明書によると
- 1-3メモリ → エスプレッソ/エアロプレス
- 4-7メモリ → ペーパードリップ
- 6-10メモリ → 金属フィルター/フレンチプレス
となっている。
メモリの数値が小さいほど細かい挽き目ということになる。
挽き目を設定したら、あとは電源ボタンを押して豆を挽くだけ。

挽き終わったらコンテナを取り出してコーヒーの抽出を、、、といった感じ。
使用後のメンテナンスはとても簡単で、個人的にとても気に入っている点。
ボタンひとつで簡単にグラインドユニットが取り外せて、ブラシとブロアーでサッと掃除ができる。
ちなみにミル刃はステンレスだから水洗い厳禁。

付属のブラシで掃除するのもいいけど、小さくて扱いにくさを感じるから私は付属品とは別のブラシを使ってる。
それと細かく分解できないのでブロアーはあった方がいい。

気になった点
個人的に扱いにくさを感じたところは2点。
ホッパーに豆がとどまることと粉受けの使いにくさ。
電源ボタンを押して豆を挽き始めたら豆がミル刃に落ちていくんだけど、たまに豆がホッパーに残ることがある。

それとこの粉受けなんだけど、蓋の上に粉がついたりして扱いにくさを感じた。
粉受けを取り出すときに粉がぽろぽろ下に落ちてしまう。

また、粉受けに粉がくっついてしまう。

別のもので代用すると使いやすくなる。

気になった点はこんなところ。
これらを加味しても、メンテナンスのしやすさが優れているのでとても気に入ってる。
最後に
Coresの電動グラインダーについて紹介した。
気になる点はいくつかあるものの、メンテナンス性に優れていて自宅で愛用していくにはとてもいいグラインダーだと思う。
私自身、見た目とメンテナンス性の良さを気に入って愛用している。
金額は決して安くはないけど、それだけの価値があるグラインダーだと思うので気になった方はぜひ。