

Coffee – レシピ | 2025.05.16
暑い季節、さっぱりとしたいコーヒータイムにぴったり。浅煎りコーヒー豆を使ったアイスコーヒーの作り方をご紹介。
バリスタとして店舗でお仕事をしていると、アイスコーヒーを自宅で淹れることにハードルを感じている方がいるんですが、特別難しいとか面倒な工程とかはなし。
ホットコーヒーをハンドドリップで抽出する環境があれば簡単に作れます。
美味しく淹れるポイントは「はかる」こと。豆の量をはかる、お湯の量をはかる、とか。こんなことで?と思うかもしれないけど、「はかる」だけでコーヒーはグッと美味しくなる。
なのでスケールは用意したいところ。他にもこまごまとしたポイントはあるけど「はかる」ことさえ守れば美味しいアイスコーヒーができます。
コーヒー豆はお好きなものでOK!
今回は瑞々しいピーチフレーバーが印象的な浅煎りのエチオピアで。
もしハンドドリップをする道具をお持ちでないなら水出しコーヒーがおすすめ。一晩水に浸けておくだけで美味しいアイスコーヒーができます。
浅煎りコーヒー豆の『急冷式アイスコーヒー』のつくり方

コーヒー豆 | 13.5g |
お湯(92℃) | 140g |
氷 | 適量 |
浅煎りコーヒー豆の『急冷式アイスコーヒー』のつくり方
コーヒー豆 | 13.5g |
お湯(92℃) | 140g |
氷 | 適量 |

01 point
アイスコーヒーは氷で少しずつ濃度が薄くなる。だからコーヒー粉を中細挽きで用意して濃いコーヒーを抽出することが大切。
氷は多めに。抽出後にステアして好みの濃度に調整します。

02 point
浅煎りの豆は深煎りに比べて酸味成分が多い。だから、粉をかき混ぜるようにお湯を注いで抽出を促し、甘さもしっかり引き出すようにする。

03 point
抽出を促すため全体を攪拌するようにお湯を注ぐ。

04 point
コーヒー豆の種類や挽き目によってはお湯がたまっているかもしれませんが、気にせずお湯を注いでください。お湯の落ちが遅すぎる場合は様子見しながら注ぐ。

05 point
この時点である程度コーヒーの成分は取り出しているので攪拌しなくてもOK。やりすぎると過抽出になって雑味の原因に。中心にゆっくりとお湯を注ぐだけ。

05 point
ステアしてコーヒーの濃度をチェック。好みの濃度になったら氷を入れたグラスへ移しましょう。
味わってみて、「もっと濃い方がいいな。」とか「もっとかるめにしたい。」とか、そう思ったときは以下の点を変更してみて。どれか1つ変えるだけでも風味は変わりますよ。
味が濃くしたい
- 粉の量を増やす
- 挽き目を細かくする
- お湯の温度を上げる
味をかるくしたい
- 粉の量を減らす
- 挽き目を粗くする
- お湯の温度を下げる
詳しくはこちらの記事を。
ちょっと専門的になるけど、風味に変化を付けられるようになります。

それではー。