【レビュー】自在なコーヒードリップをサポート。『bonaVITA ボナヴィータ電気ケトル』

Coffee Tools – 周辺器具 | 2024.09.01

【レビュー】自在なコーヒードリップをサポート。『bonaVITA ボナヴィータ電気ケトル』


bonaVITAの電気ケトルは、今やたくさんのコーヒーシーンで見かける「Brewista ブリューイスタ」ケトル制作の足掛かりとなったケトル。

細かな温度調節自在な湯量調整を可能にするグースネックは多くのコーヒー愛好家に親しまれ、キッチンであたりまえに存在を主張する器具になったように思う。

今回は、ちょっとしたご縁でケトルをお借りすることになったのでこの機会に紹介します。

Contents

『bonaVITA グースネック電気湯沸ケトル 1L』 外観と特徴

ステンレスのボディにハンドルやつまみはブラックカラーでカラー展開はこの一色のみ。

サイズが1L容量でこちらもこのサイズのみの販売。

今やコーヒー器具もカラフルでキッチンを彩る商品が多いだけに、カラーを好みに合わせて選べないのは残念。

とはいえ、発売が日本では2017年頃みたいだから贅沢は言えないかな。

その辺もバリスタ等ユーザーの声を聴いてBrewistaはいくつかのカラーラインナップがあるのかも。

やっぱりコーヒーラバーが注目すべきは注ぎ口かな。

正確かつ自在に注湯をコントロールできるよう設計されたグースネック設計。

細く真下にお湯を落とすこともできるし、もちろん勢いよく注ぐこともできる。

注湯コントロールのしやすさはコーヒーを抽出するうえで味に影響を与える要因だから大事な要素。

気になるのは重さかな。

本体がおよそ930gほどあるから、もっと軽いケトルがほしい人は別のケトルが選択肢として有力。

1Lよりも容量が少ないケトルを探すのがいいかなと思う。

ハンドルは見ての通り指がかけられるよう設計されていて、持ちやすいように配慮されている。

自由自在な温度調節機能を搭載

ベースには6個のボタンと温度表示パネルがあって、各ボタンの機能はこんな感じ。

60℃から100℃まで1℃単位で温度調節が可能になっている。

現在のコーヒーシーンでは、湯温まで細かく調節してコーヒーを淹れることも増えたからとても大事な機能。

1℃単位で温度調節ができると、コーヒーの味わいの表現レンジが格段に広がると思う。

左上のプリセット温度設定ボタンには6つの温度、60,80,85,88,96,98℃が記憶されている。このボタンを押して、そのあとに真ん中のプラスマイナスボタンを押して1℃単位で素早く温度設定ができるようになってる。

保温ボタンは60分まで保温できる。

ちなみに1度ケトルをベースからはずしたら保温が終了するから、保温したいなら押し忘れに注意。

商品スペックまとめ

品名bonaVITA グースネック電気湯沸ケトル 1L
価格20,000円ほど(販売元により違いあり)
重量(本体部分)930g
容量1L
定格消費電力1000W
コード長0.7m
温度調節レンジ60℃~100℃、1℃単位で設定可能
その他機能保温、カウントアップ式タイマー

実際に使ってみる

ケトルに水を入れてセット、電源ボタンでオン。すると温度表示が点滅するからその間にプリセットボタンとプラスマイナス調節ボタンで希望の温度を設定。

設定後数秒で点滅が終了して現在の水温が表示される。これで設定温度に向けて温めがスタートしている状態。

設定温度になったら止まるんだけど、特に知らせる音は流れないからそこは注意かな。

すぐに使わない場合は保温ボタンを押しておくといいかも。

ケトルを持ち上げると自動で表示が切り替わる。

このときプラスボタンを押すと時間計測ができる仕様。

私の場合はコーヒースケールを持っていて、重さ・時間両方計測できるから使用することはない。とはいえ、キッチンスケールなど時間計測機能のないものを使っている人は重宝するかも。

こんな感じで操作に難しいことはないし、パネルの見やすさやボタン感度なんかも特に不満に思うことはなかった。

しいて言うなら金額がケトルの中でも高額な部類になるからお財布と相談することかな。

2024年現在では安価な電気ケトルもたくさん生み出されているし、bonaVITAケトルを踏襲し、さらに磨きをかけて作り上げたBrewistaケトルも販売されている。

性能やデザイン、金額など比較してお気に入りの製品を見つけてくださいね。

それでは!

※コンセントプラグが日本仕様になっているものか確認してから購入することをおすすめします。

スクロールできます
スクロールできます
Contents