小さくてぽてっとしたかわいらしいデザインに惹かれて購入したのが今回紹介する月兎印のスリムポット。
かわいらしいデザインに加えてカラーバリエーションも豊富だったため購買意欲をくすぐられた。
月兎印の商品は一点一点が手作業によって生み出された製品。
だから、細部をよく見てみると凹凸やムラがあってそれぞれに表情があるんだけどそこも惹かれるポイント。
実際にコーヒーをドリップしながら、かわいらしいポットの外観や使い勝手、注意点なんかをレビューしていく。
レトロでかわいい月兎印のスリムポット
私が愛用しているのは0.7 L容量のホワイトカラー。
正直なところ、購入の決め手はデザイン。
レトロでツヤのある、ぽてっとしたデザインに惹かれた。
1~2人用でコーヒーを淹れるなら0.7 L容量で十分だけど、1度にたくさんコーヒーを淹れる人は1.2 L容量のポットになるかな。
カラー展開は私が使用しているホワイトのほか、5種類ほどと幅広くあるからお気に入りのポットを見つけることができる。
少しお値段が上がるんだけど、マットブラックとかステンレス仕様のカラーも登場してる。
商品名 | スリムポット(月兎印) |
容量 | 0.7 L |
重量 | 約435 g |
材質 | 琺瑯 |
カラー展開 | ホワイト、キャメル、ネイビー、ブラック、ブルー、レッド |
備考 | 使用可能|直火・オーブン 使用不可|IH・食洗器・電子レンジ |
使い勝手をレビュー
実際にコーヒーをドリップする前に、ドリップする上で重要な注ぎ口のデザインから確認。
注ぎ口はコーヒーポットにしては少し太めで丸っこい。
湯量の調節に関しては、慣れるまでは勢いよく飛び出したり細く注ぎ続けるのが難しいかも。
個人的に嬉しいのは胴体部分と注ぎ口の距離が近いこと。
持ち手と注ぎ口が近い方がコントロールしやすいから。
ここの距離が長いと脇が開いて湯量のコントロールが難しいなーと感じることがある。
コーヒーをドリップしてみる
さっそく月兎印のスリムポットでコーヒーをドリップしてみる。
電気ケトルじゃないから、沸かしたお湯をポットに移し替える必要がある。
直火でもお湯を沸かすことができるんだけど、沸騰したお湯ではコーヒーを淹れるには少々温度が高い。
それと、直火だと持ち手が熱くて素手で持てないと思うから注意。
沸騰したお湯をポットに移した場合でも持ち手は熱を持つんだけど素手で持てる範囲。
ちなみになんだけど、私は1杯でも2杯でも関係なくポットにお湯を多めに淹れるようにしてる。
というのも、お湯を多く入れていれば少しポットを傾けるだけでお湯が注ぎ口から出てくるのでコントロールがしやすくなる。
それじゃあさっそくコーヒーをドリップ、といきたいところなんだけどここで注意がある。
それはフタがかっちりはまるものではないということ。
フタははまっているというよりも乗っているという感じなので、ポットを大きく傾けるとポロッと取れてしまう。
だからお湯を注ぐときはフタは外したほうが安全。
まずは細く静かに注いでみる。
注ぎ口はコーヒーポットにしては太めだから慣れは必要かもしれない。
とはいえ、ポットにたくさんお湯が入っている状態なら少し傾けるだけでお湯が出るので調節はしやすい。
ただ、点滴ドリップは難しそう。
こんな感じで注ぎ口を沿ってお湯がこぼれてしまう。
続いて太く注いでみる。
もちろん注ぎ口は太めなのでポットを傾ければ簡単に太く注ぐことができる。
普段からコーヒーをドリップしている人なら感じたことがあると思うんだけど、コーヒーは豆の種類や状態、焙煎度によって落ちる速さが変わってくる。
その時の状態を見ながら注ぐスピードや注ぐ回数を変えたりするんだけど、そんな時に注ぎ口が太いポットは便利。
落ちが遅いと感じれば太く注ぐ、早いと感じたら細く注ぐ、といったように慣れれば自由自在にコントロールできるようになる。
最後に
月兎印のスリムポットを紹介してきた。
注ぎ口が太めなので湯量のコントロールに慣れは必要なものの、自由度が高いぶんドリップする時間が楽しくなる。
持ち手が熱を持ったり、フタが緩いという注意点はあるものの個人的にはとても気に入っているポット。
価格も手が出しやすいので気になった方は是非。